オーストラリアでワーホリビザ中、セカンドビザ取得を狙うなら現地での経験は大きな武器になります。今回は、タスマニアでのファーム探しと移動エピソードを振り返りながら、現地で得た知見やアドバイスをお伝えします。
前回NSW州のBombalaの工場で働いて酷い目にあった話の続きになります。
まだ見てない人は→こちらから
前回Bombalaの仕事をクビになった後、タスマニアで仕事を探すことにしました。1ヶ月くらい住みましたので、その時の体験を書こうと思います。結論タスマニアでは仕事は見つけられませんでした泣
【1. 資金管理と車購入の重要性】
現地での移動手段は必須です。特にタスマニアのように広範囲に渡って仕事を探す場合、車はあなたのライフラインとなります。中古車購入時は、車種だけでなく、売り手とのコミュニケーションも大切にしましょう。
貯金と車の購入エピソード
Bombalaの工場で働いて、約$3,000の貯金ができたので、生活の幅を広げるために車の購入を決意しました。中古のMazda 1999年式を$1,800で購入。
購入時の基準は…
•日本車であること
→ オーストラリアでは日本車以外が故障しやすいという話を聞いていたため。
•売り手の人柄
→ ビジネス思想がはっきりしていて、質問に明確に答えてくれるか、話してみた時のフィーリングを重視しました。

↑実際にタスマニアで買った車
【2. タスマニアでのファーム探しの現実】
ファーム探しの際は、バッパーに滞在すると情報収集がしやすく、より良い条件の仕事に出会える可能性が高いです。
滞在エリアとスケジュール
•ホバート(州都): 約2.5週間
•ローンセストン: 約1.5週間
•活動期間は合計で1ヶ月ほどでした。
ファームの人気ぶり
1月に現地に入った時点で、ほとんどの仕事がすでに埋まっていました。特に人気のファームでは、早い段階で応募しておかないとチャンスを逃す可能性が高いです。
ポイント:
•早めの応募が鍵
→ タスマニアで稼げる仕事は11月初めには決まっているケースが多いです。
ローンセストンで週ジョブエージェントに登録し、仕事のオファーを受けました。しかし3日の仕事のオファーで、生計を立てるには厳しいと判断し、断る選択をしました。今振り返ると、日本人はファームオーナーに好かれやすいという面もあり、最初のオファーを受け入れても良いポジションに繋がる可能性があったかもしれません。
【3. タスマニアでの生活と移動の裏話】
購入した車は、運転席側のミラーが開かないという欠点がありました。売り手から事前に告知されていたため納得して購入したものの、駐車場の料金精算時などに毎回ドアを開ける手間がかかるなど、後々「ちょっと面倒だったな」と思うこともありましたが笑
自然と気候のギャップ
•タスマニアは自然が豊かで、オーストラリア本土で見られるカンガルーの死骸の代わりに、ワラビーが目に入るという違いがありました。
•1月に到着した時は、昼間は半袖でも過ごせる暖かさだったものの、寒さを感じる日もあり、冬はパーカーが手放せませんでした。
思い出と後悔
•「魔女の宅急便」のモデルになったというお店があったのに訪れる機会を逃したこと。
•ファーム探しに追われ、観光を十分に楽しめなかった点については、次回の訪問時にはしっかりと観光も計画したいと思っています。
【4. 移動と次の挑戦】
結局、タスマニアでは希望のファームが見つからず、シドニーでホームステイしてた時のホストマザーの紹介でNSW州のポートマッコリーで働く?ことになり、車でポートマッコリーまで行くことになりました
移動ルート:
•ホバートからポートマッコリーまで、約2,000kmの大移動。
•ホバートからデボンポートへ、そしてデボンポートからメルボルンまで車とフェリーを使いました。フェリーは予約制で、予約してから出発まで2日ほどあったので、デボンポートのキャラバンパークでの車中泊など、過ごしました。デボンポートのバッパーはファームワーカーにより既に満室だったため。
長距離移動となる場合、フェリーの予約や車中泊の準備は事前にしっかり計画を立てることが肝心です。予期せぬトラブルもあるかもしれませんが、それもまたワーホリの醍醐味です。
【終わりに】
タスマニアでのファーム探しは、計画通りにいかない部分も多く、失敗もありましたが、その経験は次の挑戦—セカンドビザ取得への大きなステップになりました。限られた時間の中で現地の実情や人との出会い、そして苦労や喜びを実感できたことは、みなさんにとっても大いに参考になるはずです。次回は、NSW州での移動と新たな職場での体験を詳しくお伝えします。オーストラリアでのワーホリライフを存分に楽しんで、セカンドビザ取得に向けた経験を積んでくださいね!
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