前回は日本人以外の人とコミュニケーションする際に
何を話すかについてお伝えしました。
(まだ見ていない方はこちら)
今回は私が2 年間のオーストラリア生活の中で学んだ
英語でコミュニケーションを取る際に
どのように話すか、どんなことに注意するか
についてお伝えしたいと思います。
どのように話すか?
コミュニケーションは日本語も英語も基本は一緒です。
相手との会話のキャッチボールを
成立させられるかどうかが重要です。
なので基本的には相手の話を聞き、理解し、
自分の伝えたいことを伝えることができれば
会話は成立させることができます。
以外と簡単ですよね。
会話のキャッチボールを正しく複数回成立させることができれば、
相手の信頼を得ることができ、価値観の合う人とは友達になることができます。
ただ、この会話のキャッチボールが中々上手くいかず、
私はかなり苦労しました。
自分なりには正しい文法で、正しく伝えているのになぜだ…
この経験をたくさんしました。
(今でもたまにあります。)
この原因について
友達や職場で英語を話し、彼らと会話していく中で、
私は以下2つの結論にたどり着きました。
原因①: そもそも習った英文法が実用的ではない
私は大学までろくに勉強もせずに卒業してしまったため、
基本的な英文法を知らないままオーストラリアに留学しました。
さすがにそれでは会話が成立しないため、
オーストラリア留学中に中学から高校で習う英文法を
日本語のサイトで全て勉強し直しました。
恐らくこのサイトの内容自体には問題はなく、
教科書の内容とそこまで差異のない内容にはなっていたと思います。
ただ伝わらないのです。
Google翻訳で事前に翻訳してみても内容自体には問題はありません。
ナゼダ。
この原因は私がまだまだ勉強不足の可能性もありますが、
私たちが中学、高校で学んだ英文法をネイティブスピーカーが
普段使わない使い方で使用している可能性があります。
私も現在進行系で調査中なので正確なことは言えませんが
実際に英語の本や漫画を読む限り、
単語の意味が理解できても理解できない文章を何回も目にします。
この件に関しては学んでいた英文法が間違っていた、
もしくはただただコミュニケーション回数が足りない、
そのどちらの可能性もあります。
どちらにせよまだまだ勉強不足なので
引き続き調査と勉強を続けていきますが、
中学、高校で学ぶ英文法に全信頼を得ずに、
コミュニケーションの中から学ぶ姿勢が大事かと思います。
原因②: 発音が正しくない
私たちが普段話している英語が
カタカナ英語すぎて伝わらないことがあります。
(これは結構あるあるです)
私も以前ネイティブの人に「サラダいる?」と聞いた時に
“サラダ”をカタカナ英語でそのまま話してしまい、
相手が全く理解できないことがありました。
決して難しくない”サラダ”という単語にも苦労するぐらい
私の発音はカタカナでした。
ただこれは私たち日本人だけではなく、
英語を第一言語としない韓国人やタイ人も苦労する部分かと思います。
実際に私はタイ人の話す英語が
タイ語訛りがありすぎてわかりませんでした。
余談ですが、韓国人、タイ人は
「コーヒー(coffee)」と「コピー(copy)」の聞き分けが難しいらしく、
TOEICの問題にもコーヒーとコピーを同じ文章に混ぜた問題が出題されるそうです。
以上、上記2つが会話が成立できない時に考えられる原因です。
英語でコミュニケーションする上でこの2つは注意しましょう。
理解できなかったら聞き直しても良い
英語でコミュニケーションする際、
日本人の方で相手の話している内容が理解できず
「ハハハハハーっ」と一生苦笑いしている人がいますが、
個人的にはあまり良くないと思います。
私も最初の頃、よくこの対応をしていましたが、
今振り返るとあまり良い対応ではなかったなと反省しております。
ではどうすべきだったかというと、
やはり理解できなかったのであれば以下3つを行うことをお勧めします。
・もう一度聞く
・ゆっくり話してもらう
・言い回しを変えてもらう
基本的に話し相手も鬼ではないので、
聞き直したらもう一度言ってくれるし、
ゆっくり話してとお願いすればゆっくり話してくれます。
英会話に慣れ、徐々に話せるようになっていくと
この3つが自然にできるようになります。
ちなみに英語でこの3つをお願いするときは、
・もう一度聞く
→Sorry?や What was that?、 Could you say that again?(丁寧)
・ゆっくり話してもらう
→Can you speak more slowly, please?
・言い回しを変えてもらう
→言い回しを変えてもらう時は、まず自分なりの理解を伝えた方が良いです。You mean (自分の理解)? のような感じで。
相手が大事にしているものは尊重する
前述にもありますが、
あくまでコミュニケーションですので
日本語も英語も基本的なことは変わりません。
相手にとってポジティブなことを言えば
相手は喜んでくれるし、
ネガティブなことを言えば相手は傷つきます。
ただ時に自分が無知が故に相手を傷つけることもあります。
例えば相手の文化や宗教に関することは
我々が想像するより彼らは大事にしています。
もし彼らがそれらを否定されれば、
彼らは傷つくし、怒るかもしれません。
文化や宗教に関する部分は特にシビアなことなので、
もし会話の中で話題になった場合でも
否定はせず、尊重してあげるとよいかと思います。
まとめ:
ここまで英会話でどのように話すかについて
お伝えしました。
本日お伝えした内容をまとめると、
1,
英会話が成立できない原因として文法・発音が正しくないため伝わっていない可能性があるため、文法・発音には注意する
2,
会話で理解できない箇所があれば聞き直す
3,
相手の大事にしているものは尊重する(文化や宗教など)
でした。
これらは簡単そうに見えて、
以外とできていない人がほとんどです。
私もできていない部分があります。
なのでこれからも1つ1つこれらを習慣にして
コミュニケーションしていきたいです。
おわり
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