前回は海外生活での友達作りについてお伝えしました。
(まだ見ていない方はこちら)
前回の記事にて友達を作るきっかけが見えてきたと思います。今回は友達作りのきっかけはできたということで、
実際の海外生活の中でのコミュニケーション方法について
お伝えできればと思います。
何を話すか、どう話すかなどお伝えできればと思います。
何を話すか?
さて、さっそく友達作りのきっかけはできて、
話す機会ができたわけですが、実際に何を話すか。
これは悩ましいところだと思います。
日本人でも悩ましいところなのに、
日本人ではない人と初対面で話すのはもっと悩ましいと思います。
私も初めの頃は何を話していいのか分からず、
あまり話せなかったこともあり、途方に暮れていました。。
ただ私が海外生活をしていく中で気づいたことは、
初期のコミュニケーションはパターンが決まっているということです。
ネイティブスピーカーと何回も話しているうちに気づきました。
だいたい聞かれることはいつも同じだと。
ということは、その話しかけられるパターンと、
返答を事前に用意しておけば初期のコミュニケーションは成立するということなのです!!
その後の会話は初期の会話から自動的に展開されるので、
一度初期の壁を越えることができ、
相手の会話を理解することができれば以外と簡単に
会話を成立させることができます。
一度会話が成立してしまえば相手も人間ですので、
会話の内容は全世界でだいたい同じです。
男性の場合はだいたい下ネタに落ち着きます。
私の場合は初めて友達になったのは
同じクラスのイタリア人男性で、
彼がたまたまワンピース(漫画)のトラファルガローのTシャツを
着ていて、
そこからワンピースの話をすることになり友達になりました。
今でも彼から「この前のワンピース見た!?」と連絡が
1年に1回くらいあります。
余談ですが、私はワンピースを単行本で集めている派なのですが、
彼は電子書籍のジャンプで読んでいるらしく、
たまにネタバレをしてくることがありました。
ネタバレをしてくることはさておき、
イタリアでもワンピースが電子書籍で読めることに
当時の私は驚かされましたね。
初期のコミュニケーションパターン
さて実際にコミュニケーションを行うパターンをお伝えします。
よく聞かれる内容は以下の通りです。
1, How are you? (調子どう?)
2, Where are you from? (出身はどこ?)
3, What do you do? (仕事は何している?)
4, How long have you been in ____? (〜にはどのくらい住んでるの?)
5, What brings you to ______? (何を目的に〜へ来たの?)
上記5つですね。
本当によく聞かれます。
1つずつ解説させてください。
1, How are you? (調子どう?)
これは100%聞かれます。
会うたびに必ず聞かれるのでいくつか返答パターンを用意しておいた方がよいでしょう。
よく色んなYouTuberさんもお話しされていますが、
“I’m fine thank you, and you?”という中学で習った
表現は使わないですね。
少なくとも私が出会ったネイティブスピーカーで、
彼らが使っているところは一度も見たことがありません。
よく使うパターンとしては、
・(I’m) good (良いよ)
・(I’m) doing well (まぁまぁだね)
・Awesome (最高)
・Not so bad (悪くないね)
・(I’m) not so good (良くないね)
ですね。
本当に良く聞かれるので覚えておきましょう。
返答したら今度は聞き返してあげましょう。
これもコミュニケーションの1つです。
たまに”What’s up, man?”や”How’s it going”と聞いてくる人もいます。意味はHow are youと同じですね。
2, Where are you from? (出身はどこ?)
これは簡単ですが、よく聞かれます。
出身地から話を展開していくパターンはよくあります。
私の場合は、”日本だよ”と言うと、
“綺麗だよね”とか”今度オリンピックやるよね”とか
印象が良さそうな回答が結構多かったです。
(もちろん中には日本がどこか知らない人もいます。)
日本を知っている人だと、
Which part of Japan, are you from? (日本のどこ出身?)
と掘り下げてくるパターンもあります。
日本にきたことある人がよく聞いてきますね。
私は横浜ではない神奈川出身なのですが、
めんどくさいので横浜出身で通していました。
横浜だと知っている人も多いので。
3, What do you do? (仕事は何している?)
これもめちゃくちゃ聞かれます。
ポイントとしてはだた職業を伝えるだけではなく、
その職業が具体的にどういったことを行っているのか
説明してあげる必要があります。
というよりそれを説明しないと相手から聞かれます。
なので事前に自分の職業はどういった職種で、
どんなことを行っているかまで詳しく英語で説明できるよう
準備しておいた方が良さげです。
また大学生(卒業した人もですが)は、
どこの大学で、何を専攻しているかは必ず聞かれます。
「その専攻ではどんなことを学んでるの?」まで
めちゃくちゃ詳しく聞かれるので、
どんなことを学んでいるかを説明する準備をしておく必要もあります。
私は単位をとるため比較的単位が取りやすい授業ばかり選んでいたので、
この説明はめちゃくちゃ苦労しました泣
4, How long have you been in ____? (〜にはどのくらい住んでるの?)
これは留学先に住んでいる年数を聞かれます。
留学していた場合も聞かれたりします。
返答するときは、年数だけではなく、
内訳を話してあげると相手は話が展開しやすいです。
例えば2年シドニーに住んでいるのであれば、
2年住んでいて、最初の1年は語学学校に通っていて、
卒業した後は、レストランで5ヶ月働いて、
その後の7ヶ月はカフェで働いていたよ。
など、詳細を伝えてあげると相手はその詳細から
話を展開することができるので、会話がうまく成立させることができます。
ただ単に「2年だよ」だけだと、
相手も「長いね」といったような単発の返ししかできないため、
会話にはなりにくいです。
「長いね」だけだとこちらも返しに困りますよね。
5, What brings you to ______? (何を目的に〜へ来たの?)
「Youは何しに日本へ」という番組がありますが、
タイトルの下には”Why did you come to Japan”と書かれていますが、
この表現だと「何で来たの?」といった
少し相手を突き放した表現になるので、
What brings you to ______? (何を目的に〜へ来たの?)
の方がよいです。
これもよく聞かれるので、
詳細まで返せるよう準備しておきましょう。
例えば旅行でロサンゼルスに来た場合は、
「旅行で来ていて、今回はディズニーランド行ったり、エンゼルスの試合に行って大谷選手を見るのが目的なんだ」
といった感じで、来てどうしたいのか、まで伝えてあげると
相手も共感しやすいし、現地の人であれば
おすすめの観光スポットも教えてくれたりもします。
話しやすい人から話していい
さっそく話そうと思っても相手がネイティブだったりすると
どうしても聞き取れなかったり、会話が弾まなくて
落ち込む方もいるかと思います。
私も最初の方は聞き取りがうまくできず、
そう感じてパニックになることもありました。
ですが、相手も人間ですし、当然合う合わないがあったりします。
これは日本人でも同じですよね。
なので、とりあえず話しやすい人から話してどんどん英語を使っていきましょう。
私の場合は語学学校の最初の方は
ヨーロッパや南米の人とうまくコミュニケーションがうまく取れず、困っていましたが、
韓国人と会話を重ねることで克服し、
そのうちヨーロッパや南米の人達とも徐々に話せるように
なっていきました。
もし同じコミュニティに日本人がいるのであれば、
最初は日本人と仲良くなるでもよいと思います。
誰かと仲良くしていれば、自然と友達ができていくものです。
そうすれば自然と日本人以外の友達もできていきます。
逆にずっと一人でいると相手も気味悪がります。
オーストラリア人であろうが、アメリカ人であろうが、
韓国人、インドネシア人、ブラジル人であろうが相手は人間です。
人間なので合う合わないはありますが、
相手を理解し、普通に接していれば、自然と友達になれます。
まとめ
ここまで初期のコミュニケーションで何を話すかについて
お伝えしてきました。
まとめると、
初期のコミュニケーションでは話すことはある程度決まっていて、その中から会話を展開していくということです。
これは普段日本で生活していても使える技なのではないかと思います。
彼ら彼女らはそれを普段から無意識的に行っている訳です。
すごいですよね。
今回のお伝えした表現はあくまで一部ですが、
これを繰り返しているうちに
他の表現も挑戦したくなったりします。
それが積み重なっていくと徐々に英語を話せるように
なっていきますので、参考程度でもよいので
ぜひ覚えて使ってみてください!!
次回はどのように話すかについてお伝えできればと思います。
おわり
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