語学学校やバイト先で友達ができると、自然と「どこか遊びに行こう」という流れになることが増えてくる。最初のうちは、オペラハウスやハーバーブリッジ、ボンダイビーチなど、いわゆる“ザ・観光地”を巡ることが多いはず。海外に来たばかりの頃は、それだけで十分楽しいし、写真を撮るだけでもテンションが上がる。
ただ、1〜3ヶ月ほど経って生活に慣れてくると、「観光地に行くこと」自体がメインではなくなってくる。気づけば観光スポットは一通り回り終えていて、「次どこ行く?」という会話が増えてくる時期が来る。
自分もまさにそのフェーズを経験した。最初は色々な場所に行っていたが、だんだん行き先が固定化され、同じ場所に何度も通うようになった。でも不思議なことに、それが退屈になるどころか、むしろ居心地の良さに変わっていった。
今回は、そんなシドニー生活の中で、自分が実際に友達とよく遊びに行っていた場所や過ごし方を、ジャンル別にまとめて紹介する。
シドニーの「遊び方」は日本とかなり違う
最初に正直なことを言うと、シドニーは日本と比べると“遊ぶ場所”はかなり限られている。
日本は居酒屋、カラオケ、ダーツ、スポッチャ、ゲームセンター、テーマパーク、季節イベントなど、とにかく選択肢が多い。四季があるので、季節ごとの楽しみ方も自然と増える。
一方、シドニーは選択肢が少ない。その分、「遊び方」もシンプルになりやすい。
■渡豪初期(1〜3ヶ月)
この時期はとにかく観光地巡りがメインになりがち。
オペラハウス、ロックス、ルナパーク、タロンガ動物園、ダーリングハーバー、フィッシュマーケット、ブルーマウンテン、州立図書館、シティ散策、各ビーチなど、有名スポットを一通り回る人が多い。
海外生活そのものが新鮮なので、多少ベタな場所でも普通に楽しい時期。
■慣れてきた頃(2ヶ月〜)
徐々に、「観光する」よりも「友達と過ごす」ことがメインになってくる。
昼の定番コースはこんな感じになりがち:
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タウンホール集合
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ランチ
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カフェ
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シティを適当にぶらぶら
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解散
シンプルだが、案外これで満足できる。
買い物メインの遊びが少ないのは、単純に物価が高いからというのも大きい。
ビーチに行って何もせずのんびりする、というのもシドニーらしい過ごし方。
「何もしない」が成立するのがオーストラリアの良さかもしれない。
また、夜遊ぶときの定番が、バーやクラブだ。
ご飯→バー→クラブは結構定番の流れ。
日本にいると「バーやクラブ=チャラい・怖い」というイメージを持つ人も多いが、オーストラリアではかなり一般的な遊び方。オージーにとっては、ほぼ通過儀礼のようなもの。
意外と行ってみると普通に楽しく、「オーストラリアっぽい生活」を実感できる。
オススメの遊ぶ場所(ジャンル別)
ここからは各遊び場で、自分がよく行ってた場所を紹介していく
■バー
Shark Hotel(ワールドスクエア近く)
シティでコスパよく飲むならかなり優秀なバー。
とにかく広く、席数も多く、グループで行きやすい。ハッピーアワーだと1杯$6〜(2025年時点)で飲めることもあり、学生やワーホリ勢にはありがたい。
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ビリヤード台が8台ほど
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ピザなど軽食も安い
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週末はクラブ化するエリアもあり
ビリヤードは$3程度でプレイ可能だが、週末は埋まりやすいので早めの来店がおすすめ。
Sanctuary Hotel
Shark Hotelの姉妹店で、より落ち着いた雰囲気。
クラブ化することはなく、静かに飲みたい人向け。
Sanctuary Hotel — MALONEY HOTELS
Maloney Hotel
とにかく安く飲みたい人向け。
ジャグ(ピッチャー)で$10程度のビールがあった記憶があり、コスパ重視ならかなり強い。
Maloney’s Hotel — MALONEY HOTELS
■カラオケ
Echo Point(タウンホール駅近く)
シドニーで日本式カラオケを楽しめる貴重な場所。
DAMやJOYSOUNDが導入されており、日本の最新曲も割と揃っている。英語・韓国語など他言語の曲もあるので、日本人以外の友達とも楽しめる。
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1時間 $10〜$15 程度
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フード・ドリンク注文可能
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アニメソングやJ-POPは意外と盛り上がる
最近はSNS経由で日本の曲が海外でも知られているので、選曲次第で国籍問わず盛り上がる。
Echo Point Karaoke Club Sydney
■ビーチ
オーストラリア生活の象徴とも言える存在。
「ビーチで何するの?」と思う人もいるが、実際は“何もしない”を楽しむ場所。
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寝る
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本を読む
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音楽を聴く
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友達とだらだら喋る
これがオーストラリア流。
マンリービーチなどでは、カフェでコーヒーを飲みながら何時間も喋る、という過ごし方もよくある。
BBQはぜひ体験してほしい
オーストラリア人は本当にBBQが好き。
公園やビーチのBBQ設備を使って気軽に開催できるので、機会があればぜひ参加してみてほしい。
日本よりも「BBQ=特別イベント」感がなく、かなり日常的。
■カフェ
オーストラリアはカフェ文化が強く、「カフェ巡り=趣味」という人も多い。
Single O
コーヒー好きなら一度は行きたい有名店。
東京にも店舗があるので、帰国後に行ってみるのも面白い。
Buy Coffee Online – Single O Specialty Coffee
Sonoma
ベーカリーとして有名で、パンのクオリティが高い。
飲食系で働いている人なら、仕入れでSonomaのパンを使っている店に出会ったことがあるかもしれない。
Artisan | Sonoma (sonomabakery.com)
その他おすすめスポット
定期的に遊ぶ場所ではないが、割と穴場とされている行く価値がある場所もついでにお伝えしようと思う。
■Featherdale Sydney Wildlife Park
ブラックタウン近辺にある動物園。
タロンガ動物園より小規模だが、カンガルーに触れるなど、より近い距離で動物と触れ合えるのが魅力。やや遠いのが難点。
Home – Featherdale Sydney Wildlife Park

■Raging Waters Sydney
ウォータースライダー付き大型プール(旧Wet’n’Wild)。
ゴールドコーストほど有名ではないが、シドニーでは貴重な大型ウォーターパーク。穴場感あり。
Sydney’s Largest Waterpark | Raging Waters Sydney
■Macquarie Centre
巨大ショッピングモール。
スケートリンクやゲーム施設もあり、1日潰せる規模。
広すぎて迷子になる可能性あり(実体験)。
■The Baxter Inn
本格カクテルバー。
価格帯は$20〜と高めだが、雰囲気・クオリティともに一級品。
隠れ家的な立地で、デートや特別な日におすすめ。
■Wangal Park(Croydon / Burwood周辺)
広くて遊具やバスケットコート、BBQ設備も充実した公園。
屋根付きBBQエリアがあるので、雨の日でもBBQが可能。
Wangal Park, Croydon | Burwood Council (nsw.gov.au)

↑Wangal ParkのBBQエリア
まとめ
今回の記事の要点を3行でまとめると以下の通り。
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シドニーの遊びは「観光」から「人と過ごす時間」にシフトしていく
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バー・ビーチ・カフェが定番で、シンプルだが居心地が良い
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日本とは違う“ゆるい楽しみ方”に慣れると、意外と手放せなくなる
オーストラリアは、日本に比べると娯楽の選択肢が少なく、最初は退屈に感じることもあるかもしれない。ただ、生活を続けていくうちに、バーで飲む夜や、ビーチで何もせず過ごす午後の良さが分かってくる。
気づけば、「常に刺激がある生活」よりも、「ゆったりした日常」の方が心地よく感じるようになる人も多い。
せっかくオーストラリアにいるなら、日本の生活スタイルに無理に戻ろうとせず、郷に従って、この国ならではのペースを味わってみるのも悪くないと思う。


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