自分は約3年留学をし、その経験を元にこれまで様々な媒体から発信をしてきた。その中には目標として決め、達成できたことや、他の人より劣ると感じるようなこともあった。順調にいった部分もあれば、正直うまくいかなかったと感じる部分もある。今回は自分がどのようにこの3年間を送ってきたかを時系列で整理しながら紹介していく。これからオーストラリアにワーホリや学生ビザで留学する人にとって、「どう過ごせば有意義になるのか」を考えるきっかけになればいいと思う。
自分の3年間の年表
まずオーストラリアの留学生活で過ごした3年間を順番に紹介していこうと思う。
【1年目:学生ビザ】
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2015年11月〜
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留学開始(シドニー)
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語学学校(NSEC)
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ホームステイ(Artarmon)
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12月〜2016年3月
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語学学校(NSEC)
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野球チーム参加
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ホームステイ → シェアハウス(Central)
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4月
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語学学校卒業(NSEC)
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野球継続
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ブリスベン旅行
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5月〜8月
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語学学校(La Lingua)
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シェアハウス(Pyrmont)
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卒業後帰国
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1年目の前半は正直かなり「留学に浮かれていた」。海外に来たという非日常感が強く、地に足がついていない状態だった。「英語話せるようになりたい」という気持ちはあったが、それが具体的な行動に落ちていなかった。
当時は大学卒業直後で、野球しかやってこなかった人生だった。そのため、野球以外のコミュニティに入ること自体がかなりのストレスだった。結果として日本人とばかり行動するようになり、英語を使う機会も限られていた。
もちろん楽しかった。友達もできたし、海外生活そのものは刺激的だった。ただ、4ヶ月が終わる頃に「このまま帰ったら何も残らない」という焦りが一気に押し寄せた。
そこで語学学校を延長し、環境を大きく変えた。学校も変え、日本人と極力関わらないという選択をした。この判断はかなり極端だったが、自分には必要だったと思う。
2つ目の語学学校では、友達はほぼ外国人(韓国人やタイ人)。授業外でも英語を使う時間を意識的に増やし、放課後は図書館で勉強する生活に切り替えた。その結果、帰国時には明確に英語力の伸びを実感できた。
とはいえ、この1年が完璧だったとは思っていない。最初の4ヶ月をもっと有効に使えたはずだし、もっと積極的に動けたとも思う。それでも最終的に修正できたという意味では、100点中70点くらいの評価になる。
【2年目:ワーホリ1年目】
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2016年11月〜
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ファーム探し
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工場勤務(Bombala)
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2017年1月〜2月
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タスマニアで仕事探し → 見つからず
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Port Macquarieのファーム → 給料未払いで退職
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3月〜6月
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Bundabergでファーム勤務
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88日達成 → セカンドビザ取得
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7月〜11月
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ニュージーランド旅行
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シドニーでキッチン勤務
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シェアハウス(Chatswood)
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帰国
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この年は間違いなく一番成長した1年だった。評価としては120点。
まず直面したのがファーム探しの難しさ。情報が少なく、何が正解なのか分からない状態で動いていたため、最初の1ヶ月はほぼ無駄にした。
さらに、ネットの情報に影響されてBundabergを避けていたのも完全に判断ミスだった。結果として遠回りし、
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工場で1ヶ月でクビ
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ファームで給料未払い
といったトラブルも経験することになる。
ただ、この経験は無駄ではなかった。「自分で情報を取りにいく」「実際に動いて確かめる」という当たり前の重要性を身をもって理解できた。
最終的には語学学校時代の友達の紹介でBundabergのファームにたどり着き、無事88日達成。ここでセカンドビザを取得できたのは大きかった。
その後のシドニー生活も充実していた。キッチンでの仕事では英語環境に完全に浸かり、「1週間英語しか話さない」という生活も経験した。このあたりで英語は一気に実用レベルまで上がった実感がある。
この年は
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セカンドビザ取得
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英語力の飛躍的向上
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海外での生活力の確立
と、全ての目標を達成できた。まさに理想的なワーホリ1年目だった。
【3年目:ワーホリ2年目】
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2024年3月〜4月
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語学学校(English Unlimited)
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Punchbowlで生活開始
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5月〜6月
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フルタイム仕事探し
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Chatswoodへ引越し
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7月〜12月
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カフェ・キッチンでバイト
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就活継続
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旅行(メルボルン・ブリスベン)
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2025年1月
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帰国
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この年は一転して「挑戦と挫折」の1年だった。
目的は明確で、「オーストラリアの企業でフルタイム就職すること」。ITエンジニアとしての経験もあり、事前に情報収集もしていたため、正直かなり自信はあった。
しかし結果は惨敗。書類も通らず、面接にもなかなか進めない。思っていた以上に「現地経験」や「コネの質」が重要だった。
この1年はほとんど就活に費やしたが、途中でメンタル的にきつい時期もあった。それでも語学学校でできた友達や、バイト先での人間関係に救われた部分は大きい。
また、生活費のためにカフェやキッチンで働きながら、現地での生活を維持した。この経験も無駄ではない。むしろ「海外で長期的に戦う厳しさ」をリアルに理解できた。
結果だけ見れば目標未達だが、この期間の価値は今後の行動次第でいくらでも変わると思っている。

↑約3年間過ごしてきたシドニーの風景
今ならこうする
もし今の自分がゼロから留学をやり直すなら、かなり戦略的に動く。
留学前
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英単語・文法の基礎固め
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オンライン英会話で慣れておく
1回目(観光ビザ)
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語学学校を観光ビザで3ヶ月だけ。
2回目(ワーホリ)
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すぐにファームで88日達成
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その後ローカルで仕事
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その後帰国して3年くらい働く(永住権の対象のポジションで)。
3回目(学生ビザ)
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大学院進学
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卒業ビザ+ワーホリで長期滞在
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永住権申請へ
上記は自分が永住権を目指してたのでこのようなプランになっているが、もし、永住権を目指してない人とかであれば、上記のスケジュールでファームから帰ってきて残りの1年8ヶ月を都市部で過ごすのも悪くないだろう。
自分の時にはなかったが、今ならサードワーホリビザもあるし、卒業ビザも4年とかまで伸びてるので、自力で長く滞在することも可能になった。
オーストラリア留学には色々な選択肢はあるが、とりあえずワーホリ中に学校に通うのと、ワーホリ来る前にフィリピンの語学学校に通うのはマジでやめた方がいいと思う。既に30歳になってからの申請でワーホリ期間中に行くしかない人は別だが、せっかく働けるワーホリビザがあるのに、この期間中に語学学校行くのはマジでもったいない。今は学生ビザの申請がかなり高くなってしまったので何とも言えないが、できれば学生ビザ・観光ビザで通うことをお勧めする。
フィリピンの語学学校に通ってから来る人は、「安いから語学学校はフィリピンで良い」という概念に騙されてる。そもそもフィリピンの語学学校も、オーストラリアの語学学校もそんなに値段は変わらない。多くの人が語学学校に通う理由として英語が話せるようになるから行くと思ってるが、自分は少し違うと思う。語学学校は現地の情報やお作法を学んだりすることや、友達を作ったりするのがメインで、話せるようになることが目的じゃない。まぁある程度は話せるようになるが、本当に話せるようになるには働いたり、英語ネイティブの友達を作ったりするのがベストだと思う。自分の友達でフィリピンの語学学校行ってた人がいて、マンツーマンのクラスだったらしいが、それならもうオンライン英会話で良くないか?って思う。
自分の友達のワーホリ
少しだけ自分の友達がどのような留学生活を送っていたかについても触れていこうと思う。
【友達A (ワーホリ1年のみ)】
大学生の女の子で、3月に入国し、3ヶ月シドニーの語学学校に通った。語学学校の後半から寿司屋でバイトし、8月まで働いたのちコフスハーバーのファームで約4ヶ月働いて帰国。残り2ヶ月で働くのは中々難しいのと、日本での就活があるため10ヶ月で帰国。
→これは良くある典型的な大学生のワーホリだと思う。これは「卒業までに留学を完了したいパターン」で何人か見たことある。念のため社会人になってからも戻ってこれるように保険としてセカンドを取っておくのもよくある。
【友達B (ワーホリで2年)】
社会人2年くらい終わってからワーホリにきた人。ゴールドコーストの語学学校に4ヶ月通ったのち、ジャパレスで働いたあと4ヶ月間ファームに行きセカンドビザを取得して1年目終了。そのままセカンドビザでオーストラリアに滞在し、2年目からはシドニーのカフェで1年間勤務。
→「社会人に経験してから少しして一旦ワーホリで現実逃避するパターン」でこれも良くいる。セカンドを取る理由としてはオーストラリアが好きになってきたのでもう少しいたいのと、1年だけじゃあんまり喋れるようになってないのでもう少し勉強したいというのが主な理由だと思う。
【友達C (ワーホリで3年)】
こちらも大学生の女の子で、シドニーの語学学校に3ヶ月通いながらジャパレスなどで働いたりして8ヶ月シドニーに滞在、その後バンダバーグのファームに行きセカンドビザを取得後そのままセカンドビザでもファームで働きサードビザも取得して現在もオーストラリアに滞在中
→こういう人はあんまりいない。まぁそもそもサードビザ自体が最近できたっていうのもあるが、サードビザを取得してまでオーストラリアに残りたいっていうのがあんまりないパターンだからだ。セカンドビザは約90日の季節労働で済むが、サードは倍の180日必要となる。しかもファームの仕事は基本肉体労働でめちゃくちゃキツい。なのでセカンドビザを取る人はたくさんいるが、サードまで取る人あんまり見たことがない。それをやるならカナダなど別の国に行くパターンが多いと思う。サードまで取る人はオーストラリアがめちゃくちゃ好きか、日本が嫌いかどっちかだと思う。
というのが自分の周りの友達のパターン。目標や目的によって人それぞれ違う過ごし方をしているが、この3人に関していえば充実した留学生活を送れたみたいだ。
まとめ
今日はオーストラリアでの3年間の生活についてお伝えした。
今日の内容をまとめると、
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留学は目的と戦略がないと簡単に時間を無駄にする
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英語力は語学学校よりも環境(仕事・人間関係)で決まる
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行動と選択次第で留学の価値は大きく変わる
自分は今でも「あの時こうしていれば」と思うことがある。ただ当時は情報も少なく、その中では最善を尽くしていたとも思う。
オーストラリア留学は自由度が高い分、自分次第で良くも悪くもなる。逆に言えば、しっかり考えて動けば人生を変えるきっかけにもなる。
もしこれから留学する人がいるなら、ぜひ「なんとなく」ではなく「戦略的に」動いてほしい。そうすれば、同じ3年でも得られるものは大きく変わるはずだ。
この記事が少しでもそのヒントになれば嬉しい。


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